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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年12月6日)

更新日

 

MSDと大鵬「キイトルーダ」のコ・プロを年内で終了

MSDと大鵬薬品工業は12月6日、MSDが製造販売する免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」(一般名・ペムブロリズマブ)について、日本でのコ・プロモーションを年内で終了すると発表した。2017年2月の発売以来、両社でコ・プロを行ってきたが、来年1月以降はMSDが単独で販売と情報提供活動を行う。

 

ロート製薬 JAK阻害薬デルゴシチニブ、眼科領域でP1試験を開始

ロート製薬は12月6日、日本たばこ産業(JT)から導入したJAK阻害薬デルゴシチニブ(開発コード・ROH-201)について、眼科領域の疾患を対象とするP1試験を今月から開始すると発表した。ロート製薬は昨年3月、JTからデルゴシチニブを眼科領域の特定の疾患の治療薬として日本で開発・販売する権利を獲得。JTはアトピー性皮膚炎や自己免疫疾患を対象に開発している。

 

持田、スイス・イドルシアと不眠症薬を共同開発

持田製薬は12月5日、スイス・イドルシアファーマシューティカルズと、不眠症治療薬daridorexantの国内での共同開発・共同販売契約を結んだと発表した。同薬はオレキシン受容体に対する拮抗作用を持ち、国内ではイドルシアジャパンが臨床第2相(P2)試験を実施中。今後、共同で開発を行い、イドルシアが承認を取得した後、両社で販売する。持田はイドルシアに契約一時金10億円と、開発・販売マイルストン、ロイヤリティを支払う。

 

エーザイ「レンビマ」甲状腺がんでの全例調査解除

エーザイは12月6日、抗がん剤「レンビマ」(レンバチニブ)について、甲状腺がんを対象とした特定使用成績調査(全例調査)の承認条件が解除されたと発表した。629例の全例調査データから安全性と有効性が示され、適正使用に必要な措置が講じられていると判断された。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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