
ギリアド 関節リウマチ治療薬フィルゴチニブを申請
ギリアド・サイエンシズは10月8日、JAK1阻害薬のフィルゴチニブについて、関節リウマチを対象に日本で申請を行ったと発表した。同薬はグローバルで臨床第3相(P3)試験を行っており、米国でも2019年中の申請を予定。潰瘍性大腸炎とクローン病でもグローバルでP3試験を実施している。
独バイエルと理研鼎業がパートナー契約
独バイエルと理研鼎業(埼玉県)は10月8日、イノベーションの共創に向けたパートナーシップ契約を結んだと発表した。理研鼎業は、理化学研究所が全額出資で今年9月に設立した外部法人。理研の研究成果の社会還元を目指している。
提携では、理研の研究成果をもとに▽創薬基盤技術やモダリティの創出▽新規病態メカニズムの解明▽創薬標的の探索――などを実施。共同研究の実施など、バイエルと理研での具体的な連携の検討に進んだ場合、理研鼎業が進行役として調整を担う。
第一三共、小名浜工場に太陽光発電を導入
第一三共は10月8日、小名浜工場(福島県いわき市)に、自家消費型の太陽光発電設備を導入すると発表した。同設備は医薬品業界では国内最大級で、工場内で使用する電力として、年間約4155メガワット時の発電を見込む。2020年度の完成と稼働を予定しており、設置・運営はNTTファシリティーズに委託する。
第一三共は太陽光発電の活用で、同工場の年間排出量の約20%にあたる約1800トンのCO2削減効果を見込んでいる。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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