武田、PwCとクローン病アプリを開発…患者の将来の状態を予測
武田薬品工業は9月12日、PwCコンサルティングとクローン病患者の症状を予測するアプリケーションの開発を始めたと発表した。アプリにはPwCのモデリング・シミュレーション技術「Bodylogical」を活用。症状や投薬情報をもとに患者の将来の状態を予測し、医師がそれをタブレット端末で確認できるようにする。今後、テストモデルを消化器専門医に使ってもらって検証を行い、2019年度中の完成を目指す。
MSD 抗HIV薬ドラビリンを申請
MSDは9月12日、抗HIV薬ドラビリンを国内で申請したと発表した。同薬は新規の非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)で、ほかのNNRTIに耐性を示すウイルスに高い活性を持つ。米国や欧州などでは単剤と配合剤が承認されている。
第一三共、オキシコドン徐放錠の後発品を発売
第一三共は9月12日、持続性がん疼痛治療薬「オキシコドン徐放錠NX『第一三共』」(先発品名・オキシコンチンTR錠)を発売したと発表した。同剤は強オピオイド鎮痛薬で、乱用防止のために麻薬拮抗薬ナロキソンを配合。製造販売元は子会社の第一三共プロファーマで、同社が原薬から製剤化まで一貫して行う。