日本調剤 三津原社長が辞任、後任に長男の庸介氏
日本調剤は6月27日、三津原博社長が同日付で辞任し、後任に長男で専務取締役の庸介氏が就任したと発表した。三津原氏から「一身上の都合により業務の執行に支障が出る」と辞任の申し出があったという。
新社長の庸介氏は1999年入社。営業推進部長や子会社・日本ジェネリック取締役などを経て、17年6月から現職。43歳。
中外 がん遺伝子パネル検査「ロズリートレク」のコンパニオン診断として承認
中外製薬は6月27日、がん遺伝子パネル検査「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」について、ROS1/TRK阻害薬「ロズリートレク」(一般名・エヌトレクチニブ)のコンパニオン診断として追加承認を取得したと発表した。同薬は「NTRK融合遺伝子陽性の固形がん」の適応で今月18日に承認されている。
ノバルティス 「ゾレア」のプレフィルドシリンジ製剤を新発売
ノバルティスファーマは6月27日、抗IgE抗体「ゾレア」(オマリズマブ)のプレフィルドシリンジ製剤を新発売したと発表した。従来の凍結乾燥製剤は投与前に溶解が必要だったが、プレフィルドシリンジではそれが不要となり、利便性の向上が期待される。
ヘリオス、幹細胞製品の中国での開発・販売権交渉を打ち切り
ヘリオスは6月27日、米アサシスから導入した幹細胞製品「MultiStem」について、中国での開発・販売オプション権拡大に向けて行ってきた交渉を打ち切ると発表した。今後は日本での開発に注力し、その結果を踏まえて改めて中国市場での事業拡大を検討するとしている。
東邦HD、新社長に有働常務―東邦薬品社長には馬田氏
東邦ホールディングス(HD)は6月27日、代表取締役社長・COOに有働敦常務を昇格させる人事を発表した。代表取締役副会長・CFOには枝廣弘巳副社長が就任。河野博行代表取締役副会長は代表権のない取締役副会長に就いた。いずれも27日付。
一方、子会社・東邦薬品では、代表取締役社長に馬田明専務が同日付で就任。代表取締役会長には東邦HD取締役の森久保光男氏が就いた。