大正製薬がアクセラレータープログラム
大正製薬は5月20日、オープンイノベーションによる新規ビジネスの創出を目指し、アクセラレータープログラムを行うと発表した。募集期間は5月27日~6月7日で、対象は国内外のすべてのスタートアップ企業(業種不問)。プログラムはスタートアップコミュニティを運営するCrewwと共同で行い、同社ホームページの専用サイト(5月27日開設)から応募する。
東大と3HHD、希少疾患向け医薬品の開発で共同プログラム
東京大と3Hホールディングス(HD、旧クロエグループ)は5月20日、希少疾患向け医薬品の開発促進に向けたプログラムを共同で開始すると発表した。
同大大学院薬学系研究科ITヘルスケア社会連携講座での共同研究として行う同プログラムでは、新薬開発を求める患者と製薬企業・バイオベンチャーをマッチングするシステムを構築。患者側からは新薬開発への要望や期待を、企業側からは研究目的や期待される成果を共有し、双方の了解が得られれば、患者の医療情報や検体を企業に提供。企業側からは研究成果を通知する。
医薬品のプロモーション、8カ月で74件の違反疑い…厚労省のモニター調査
厚生労働省は5月17日、MRらによる医療用医薬品のプロモーションを監視する2018年度のモニター事業(調査期間は8カ月間)で、医療機関・薬局から延べ64の医薬品についてプロモーションに対する疑義報告があったと発表した。このうち45医薬品74件は、各種法令や指針に違反している疑いがあった。
違反疑いのある74件の内訳は「エビデンスのない説明を行った」(14.9%)、「(引用時に)データの抜粋・修正・統合等を行った」(12.2%)など。