太陽ファルマ、ベーリンガーインゲルハイムから長期収載品を承継
太陽ホールディングスは3月25日、子会社・太陽ファルマが、日本ベーリンガーインゲルハイムから長期収載品「メキシチール」の製造販売承認・製造販売権を譲り受けることで合意し、資産譲渡契約を結んだと発表した。3月28日付で譲受し、今年10月に承認を承継する予定。
メキシチールは不整脈と糖尿病性神経障害の治療薬。太陽ファルマは中外製薬からも長期収載品を承継しており、製品ラインナップの拡充を図る。
協和キリン、「ファセンラ」すべての開発・販売権を英アストラゼネカに許諾
協和発酵キリンは3月25日、英アストラゼネカと、「ファセンラ」(一般名・ベンラリズマブ)の全ての適応症について日本を含むアジアでの独占的な開発・販売権を許諾する契約を結んだと発表した。従来の契約は慢性閉塞性肺疾患(COPD)と喘息が対象だったが、今回の契約によりアストラゼネカは同薬のすべての適応症について全世界での権利を持つことになる。
第一三共、抗てんかん薬「ビムパット点滴静注」を発売
第一三共は3月25日、抗てんかん薬「ビムパット」(一般名・ラコサミド)の点滴静注製剤を発売した。一時的に経口剤が投与できない患者に代替療法として用いる。ビムパットは今月11日にもドライシロップ剤を発売しており、点滴静注製剤は3つ目の剤形となる。
薬剤師国試、合格率は70.91%
厚生労働省は3月25日、2月に行った第104回薬剤師国家試験の合格者を発表した。合格者は1万194人(昨年比610人増)で、合格率は70.91%。前年の70.58%からわずかに上昇した。