エーザイ アルツハイマー病薬アデュカヌマブのP3試験中止、BAN2401はP3開始
米バイオジェンとエーザイは3月21日、アルツハイマー病治療薬として共同開発中の抗アミロイドβ(Aβ)抗体アデュカヌマブについて、臨床第3相(P3)試験を中止すると発表した。独立データモニタリング委員会による解析の結果、主要評価項目を達成する可能性は低いと判断された。
P3試験の中止に伴い、P2の安全性試験と、P1b試験の長期継続投与試験も中止する。バイオジェンのミシェル・ヴォナッソスCEOは「アルツハイマー病の複雑さと、ニューロサイエンスに関する知見の進展の必要性を再認識した」とコメントした。
一方、両社が共同開発する抗Aβプロトフィブリル抗体「BAN2401」は3月22日にP3試験の開始が発表された。対象は早期アルツハイマー病患者1566人で、主要評価項目は投与18カ月までのCDR-SBの変化。
JCRファーマ 「テムセル」表皮水疱症への適応拡大を申請
JCRファーマは3月22日、再生医療等製品のヒト(同種)骨髄由来間葉系幹細胞「テムセル」について、皮下投与による表皮水疱症への適応拡大を申請したと発表した。
テムセルは「造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病」に対する静脈内投与で承認されている。表皮水疱症は、四肢抹消や大関節部などに、外からわずかな力がかかるだけで水疱や潰瘍ができる遺伝性の疾患。JCRは今回申請した皮下投与に加え、静脈内投与の開発も検討している。