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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年2月15日)

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厚労省 6月追補へ後発品を承認、初参入は「シムビコート」など

厚生労働省は2月15日、6月の追補収載に向けて後発医薬品を承認した。後発品が初めて参入するのは、喘息・COPD治療薬「シムビコート」(一般名・ブデソニド/ホルモテロール)や抗精神病薬「ロナセン」(ブロナンセリン)など。大日本住友製薬はロナセン、第一三共エスファは前立腺がん治療薬「カソデックス」と乳がん治療薬「アリミデックス」「ノルバデックス」でオーソライズド・ジェネリックの承認を取得した。

 

シャイアー、18年12月期は2.2%増収 買収の武田が発表

武田薬品工業は2月15日、先月買収したアイルランド・シャイアーの2018年12月期業績を発表した。売上高は154億9000万ドル(前期比2.2%増)。純利益は23億2700万ドル(45.5%減)で、17年の米国税制改革の反動により大幅な減益となった。主力の血友病治療薬は29億8760万ドル(1.0%増)。免疫グロブリンも24億7970万ドル(10.9%増)と堅調だった。

 

メルクセローノ、社名を「メルクバイオファーマ」に変更 今年4月

独メルク日本法人のメルクセローノは2月15日、今年4月1日付で社名を「メルクバイオファーマ」に変更すると発表した。「日本の患者や医療従事者により親しみを持ってもらうのが目的」としている。

 

英アストラゼネカ 18年は2%増収、がん領域の新薬が好調

英アストラゼネカが2月14日に発表した2018年12月期業績は、売上高220億9000万ドル(恒常為替レートで前期比2%増)、コア営業利益56億7200万ドル(17%増)だった。

がん領域の新薬が好調で、EGFR阻害薬「タグリッソ」(18億6000万ドル、93%増)、免疫チェックポイント阻害薬「イミフィンジ」(6億3300万ドル、3232%増)、PARP阻害薬「リムパーザ」(6億4700万ドル、116%増)などが寄与。がん領域全体の売上高は前期から49%増えた。新興国市場では中国(37億9500万ドル、25%増)などが拡大し、13%増の68億9100万ドルとなった。

19年12月期は、新薬の適応拡大などもあり、製品売上高で1桁台後半、コア営業利益は10%台半ばの成長を見込む。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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