アステラス製薬 「シムビコート」をアストラゼネカに移管 共同販促も終了へ
アステラス製薬は1月17日、喘息・COPD治療薬「シムビコートタービュヘイラー」の販売を、製造販売元のアストラゼネカに移管し、共同販促も終了すると発表した。7月31日以降、アストラゼネカが単独で同薬の流通・販売と販促活動を行う。 販売移管と共同販促の終了は契約終了に伴うもの。アステラスの決算によると、同薬の売上高は395億円(2018年3月期)。
2016年の新規がん患者は99万5000人―厚労省 がん登録で初集計
厚生労働省は1月17日、2016年に日本全国で新たにがんと診断された患者は延べ99万5132人だったと発表した。全国がん登録に基づくデータで、厚労省が集計結果を公表するのは今回が初めて。
新規患者数は、男性が延べ56万6575人、女性が延べ42万8499人。部位別では、男性で胃(16.4%)、前立腺(15.8%)、大腸(15.8%)、肺(14.8%)、肝(5.0%)の順、女性で乳房(22.1%)、大腸(16.0%)、胃(9.8%)、肺(9.7%)、子宮(6.6%)の順で患者数が多かった。人口10万人あたりの罹患率は402.0だった。
全国がん登録は、2016年施行のがん登録推進法に基づいて実施。従来行われていた「地域がん登録」に基づくデータに比べ、より正確な情報を把握できる。