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アムジェン、骨粗鬆症診断・治療の課題解決で取り組み/FRONTEO、AI創薬支援を米国でも展開へ など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年2月27日)
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AnswersNews編集部

アムジェン、骨粗鬆症診断・治療の課題解決で取り組み
アムジェンは2月27日、骨粗鬆症の診断や治療をとりまく課題を解決するための取り組みを開始したと発表した。「Project Galaxy」と称するこの取り組みは、▽医師と患者のコミュニケーションの円滑化▽最新の科学的知見の普及促進▽データとエビデンスの拡充▽地域医療ネットワークの構築・強化支援――が柱。特に力を入れるのがデータとエビデンスの拡充で、骨折の危険性が高い患者に対する最適な治療法の確立などを目指した臨床試験や研究を行う。アムジェンはプロジェクトを通じ、2030年までに骨粗鬆症による大腿骨近位部骨折と椎体骨折の半減を目指すとしている。
FRONTEO、AI創薬支援を米国でも展開へ
FRONTEOは2月27日、AI創薬支援サービスを米国でも展開すると発表した。米国で商標登録を完了し、戦略の構築と実践に向けて現地のコンサルティングファームとパートナー契約を結んだ。FRONTEOのAI創薬支援サービスは、標的分子や適応症の探索とその裏付けとなる仮説を提供するもの。2023年にサービス提供を開始し、国内の複数の製薬企業とプロジェクトを進めている。
メディパルHDなど、順天堂大と「痩せ体型による健康リスク」の共同研究
メディパルホールディングスとその子会社プリメディカは2月27日、順天堂大と、日本人女性の痩せ体型がもたらす健康リスクのメカニズム探索を目的とした共同研究を始めたと発表した。痩せ体型がもたらす健康リスクの背景には腸内細菌叢が関連している可能性があるといい、BMI18.5未満の女性とBMI18.5以上の女性の腸内細菌叢などの違いを調べる。