
キッセイ、リンザゴリクスを日本で申請
キッセイ薬品工業は2月26日、子宮筋腫治療薬リンザゴリクスを申請したと発表した。同薬はキッセイが創製したGnRHアンタゴニスト。欧州では昨年、導出先が子宮筋腫治療薬として発売し、その後、子宮内膜症の適応でも承認を取得した。日本でも子宮内膜症を対象とした臨床第3相(P3)試験の準備を進めている。
アストラゼネカ、DCTアプリの本格使用を開始
アストラゼネカは2月26日、分散型臨床試験(DCT)アプリ「Unify(ユニファイ)」の本格的な使用を始めたと発表した。同アプリは英アストラゼネカが開発し、今年1月現在で54カ国以上、93言語に対応。今回、日本で新たに▽患者のスマートフォンと検査機器を連携させ、測定データを自宅からリアルタイムで治験実施医療機関に送信▽遠隔での問診▽治験薬の患者宅への直接配送――といった機能の使用を始めた。日本では今年1月現在、国立がん研究センター中央病院など26の治験実施医療機関で導入されている。