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ジーエヌアイ、米子会社が疼痛向けTRK分解薬のP1開始/アルフレッサ、メドレーと資本業務提携 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年1月23日)
更新日
AnswersNews編集部

ジーエヌアイ、米子会社が疼痛向けTRK分解薬のP1試験開始
ジーエヌアイグループは1月23日、米子会社Cullgenが疼痛治療向け経口Pan-TRK分解薬「CG001419」の臨床第1相(P1)試験を開始したと発表した。試験はオーストラリアで開始。約70人の被験者を登録する。CG001419は、変異型と野生型の両方のTRKタンパク質を選択的に分解するよう設計された化合物。
アルフレッサ、メドレーと資本業務提携
アルフレッサホールディングス(HD)は1月23日、子会社アルフレッサがメドレーと資本業務提携すると発表した。アルフレッサは出資先のアクシスルートHDについて、保有する株式をメドレーに譲渡。対価としてメドレーの発行済み株式の0.49%を取得する。アクシスルートHDは電子薬歴システムを手掛けており、メドレーはほかの株主からも株式を取得して子会社化する。アルフレッサとメドレーは、薬局向けDXソリューションの開発・販売などで連携する。
決算
米ジョンソン・エンド・ジョンソン(2024年12月期、1月22日発表)
売上高888億2100万ドル(前期比4.3%増、約13兆39027億円)、純利益140億6600万ドル(5.6%増、約2兆2016億円)。医療用医薬品を扱うイノベーティブメディスン事業の売上高は569億6400万ドル(4.0%増、8兆9163億円)。主力の乾癬治療薬「ステラーラ」がバイオシミラーの影響で売り上げを落としたものの、多発性骨髄腫治療薬「ダラザレックス」(116億7000万ドル、19.8%増)などが好調だった。25年12月期は売上高892~900億ドル(0.5~1.5%増)を見込む。