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塩野義の新型コロナ予防薬、米政府機関から585億円の開発助成 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年1月17日)

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AnswersNews編集部

 

塩野義の新型コロナ予防薬、米BARDAから585億円の開発助成

塩野義製薬は1月17日、新型コロナウイルス向け抗ウイルス薬の開発で米生物医学先端研究開発局(BARDA)から3億7500万ドル(約585億円)の助成金を受け取る契約を結んだと発表した。助成を受けるのは、抗ウイルス薬「S-892216」の長時間持続型注射剤による曝露前予防を対象とした開発。同薬は塩野義が創製した次世代3CLプロテアーゼ阻害薬。長時間持続型注射剤は2025年中に米国での臨床第1相(P1)試験開始を予定している。経口剤の開発も進めており、国内でP1試験を実施中。

 

千寿製薬、ドライアイ治療薬を申請…持田から導入

千寿製薬は1月17日、ドライアイ治療薬「SJP-0132」を申請したと発表した。持田製薬が創製したTRPV1拮抗薬で、千寿は持田から導入して開発を進めてきた。

 

大塚製薬工場、経腸栄養剤「イノソリッド」発売

大塚製薬工場は1月17日、経腸栄養剤「イノソリッド配合経腸用半固形剤」を発売したと発表した。維持エネルギー量が低い患者向けに開発した製品で、900kcalの摂取で1日に必要なビタミン、微量元素の推奨量または目安量をほぼ充足できるよう設計している。

 

アムジェン、甲状腺疾患患者向けアプリの提供開始

アムジェンは1月17日、甲状腺疾患患者向けアプリ「サイログ」の提供を開始したと発表した。症状を記録する機能や、写真で顔貌の変化を追跡できる機能を備える。アムジェンは昨年11月に甲状腺眼症治療薬「テッペーザ」を発売した。甲状腺疾患による眼球の突出は緩やかに進行するため気付きにくく、医師に正確に病状を伝えにくいのが課題とされている。アプリの提供ではWelbyと協働している。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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