協和キリン、米クラ・オンコロジーと提携…白血病薬の開発・販売で
協和キリンと米クラ・オンコロジーは11月21日、クラが開発中の急性骨髄性白血病治療薬ziftomenibの開発・販売で戦略的提携したと発表した。提携はグローバルで、米国ではクラが開発・薬事・販売戦略を主導し、販売活動を共同で実施。利益と損失を折半する。米国以外では、協和キリンが開発・薬事・販売戦略を主導し、販売の責任を負う。クラは米国外の売上高に対して段階的な2桁台のロイヤリティを受け取る権利を持つ。クラは一時金として3億3000万ドル(約510億円)を受け取るほか、開発、薬事、販売のマイルストンとして最大11億6100万ドルを受け取る可能性がある。ziftomenibは経口のメニン阻害薬。NPM1変異を有する再発・難治性の急性骨髄性白血病を対象とした臨床第2相試験の症例登録を完了しており、2025年の承認申請を予定している。
メディカル一光、京葉沢井薬品を子会社化へ
メディカル一光グループは11月21日、子会社メディカル一光が京葉沢井薬品(千葉県芝山町)の子会社化に向けて同社の主要株主と基本合意書を締結したと発表した。京葉沢井薬品は1975年に設立された沢井製薬の販売代理店。メディカル一光は京葉沢井薬品の発行済み全株式を取得する考えで、株式譲渡は来年1月1日を予定している。