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MeijiSeikaファルマ、アルカリスに出資/MSD、肺動脈性肺高血圧症治療薬ソタテルセプトを申請|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2024年11月14日)
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AnswersNews編集部
MeijiSeikaファルマ、アルカリスに出資
MeijiSeikaファルマは11月14日、mRNA 医薬品・ワクチンのCDMO事業を手掛けるアルカリス(福島県南相馬市)に出資したと発表した。両社は新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ」の製造で連携しており、出資によって協力関係を強化する。MeijiSeikaファルマは今年12月以降、アルカリスで製造した原薬をMeijiSeikaファルマのグループ会社で製剤化した国内生産のコスタイベを出荷する予定。アルカリスは、創薬支援のアクセリード(東京都港区)とmRNA医薬品・ワクチンを開発する米アークトゥルス・セラピューティクスの合弁会社。
MSD、肺動脈性肺高血圧症治療薬ソタテルセプトを申請
MSDは11月14日、肺動脈性肺高血圧症治療薬ソタテルセプトを申請したと発表した。同薬はアクチビンシグナル伝達阻害薬で、血管構成細胞の増殖を促進するシグナル伝達経路に関わるアクチビンを捕捉し、血管構成細胞の増殖を抑制するシグナル伝達経路とのバランスを改善。血管構成細胞の増殖を制御し、血流を改善する。米国で今年3月、欧州でも8月に承認を取得している。