中外、12月期業績予想を上方修正「ヘムライブラ」海外売り上げ上振れ
中外製薬は10月25日、2024年12月期の業績予想を上方修正したと発表した。修正後の予想は売上収益1兆1500億円(前期比3.5%増)、コア営業利益5400億円(同19.8%増)で、いずれも従来予想から800億円引き上げた。国内は従来の予想をわずかに下回る一方、血友病A治療薬「ヘムライブラ」や抗IL-6受容体抗体「アクテムラ」のスイス・ロシュ向け輸出が大きく上振れ。従来は3.7%の減収を見込んでいたが、一転して増収の見通しとなった。
アッヴィ、新社長にロドリゲス氏…11月1日付
アッヴィは10月25日、11月1日付でインターコンチネンタルを統括するコマーシャル担当バイス・プレジデントのティアゴ・カンポス ロドリゲス氏が社長に就任すると発表した。現社長のジェームス・フェリシアーノ氏は同日付でシニア・アドバイザーに就き、新体制への移行を支援する。ロドリゲス氏は1999年にアッヴィの前身であるアボット・ラボラトリーズに入社。欧州法人のゼネラル・マネジャーなどを歴任した。