長生堂、不正の川内工場で出荷再開
長生堂製薬は10月23日、川内工場(徳島市)で発覚した不正製造によって出荷を停止していた医薬品の一部について、製造と出荷を再開したと発表した。同社は製造方法の改善を進めており、製造は品目を限定した上で行っているとしている。同社は今年5月、同工場で承認書から逸脱した不適切な製造が確認され、製造と出荷を停止したと発表。6月に厚生労働省が「製造販売業者により性状、品質などに問題がないことが確認された医薬品については、製造販売業者の責任の下、出荷して差し支えない」との見解を示し、同社は7月、出荷再開に向けて対応を進めていることを明らかにしていた。