
KMバイオ、ユニバーサルインフルワクチンで仏社とオプション契約
KMバイオロジクスは9月10日、仏オシバックスと、同社が開発しているユニバーサルインフルエンザワクチン候補群の日本での開発・製造・販売の独占的ライセンスに関するオプション契約を結んだと発表した。同ワクチン候補群は、オシバックスが持つ新規の自己ナノ粒子化基盤技術をもとにしたもので、広範なインフルエンザウイルスに効果を示すワクチンとして開発を進めている。リードプログラムの「OVX836」は臨床第2相試験を実施中で、これまでの試験では有望なデータが得られているという。契約に伴い、KMバイオはオシバックスに一時金を支払う。オプション権を行使した場合、追加の一時金と開発マイルストン、販売額に応じたロイヤリティを支払う。
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