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キッズウェルとカイオム、バイオシミラー開発で提携/ノーベルファーマ、オーファンビジネスでダイトと協力 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年6月18日)

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AnswersNews編集部

 

キッズウェルとカイオム、バイオシミラー共同開発へ業務提携

キッズウェル・バイオとカイオム・バイオサイエンスは6月18日、バイオシミラーの共同開発で業務提携したと発表した。両社のバイオ医薬品開発に関する経験やノウハウ、人材を持ち寄り、開発費用を分担することで資金負担を軽減しながら新規バイオシミラーの細胞株や製造プロセスを共同開発。製薬企業に導出・譲渡して得た収益を両社で分け合う。バイオシミラーをめぐっては、政府が使用目標を定め、診療報酬上のインセンティブを設定するなど市場拡大への期待が高まっている。キッズウェルは提携を通じてバイオシミラーへの取り組みを強化し、カイオムは参入によって新たな収益源を確保する。

 

ノーベルファーマ、オーファンドラッグビジネスでダイトと協力

ノーベルファーマとダイトは6月18日、オーファンドラッグの分野で協力関係の構築に向けた協定を結んだと発表した。ノーベルファーマのオーファンドラッグ分野での創薬・開発力と、ダイトの製剤設計能力や製造体制を相互に活用することを目指す。協定に強制力はなく、両社は「経済的合理性を旨とし、互いの事業環境を尊重しながらオーファンドラッグビジネス領域での協力を強化し、ビジネスを推進していく」としている。

 

武田 抗てんかん薬ソチクレスタット、P3で主要評価項目達成できず

武田薬品工業は6月17日、ドラベ症候群とレノックス・ガストー症候群の治療薬として開発中のCH24H阻害薬ソチクレスタットについて、臨床第3相(P3)試験で主要評価項目を達成できなかったと発表した。難治性のドラベ症候群を対象に行ったP3試験では、主要評価項目のけいれん発作頻度の減少をわずかに達成できなかったものの、複数の副次評価項目では「名目上有意な結果を示した」という。難治性のレノックス・ガストー症候群に対するP3試験では、主要評価項目のmajor motor drop発作の減少を達成できなかった。安全性に問題はなかったとしている。武田は今後、試験データについて規制当局と協議し、今後の方針を決める。

 

クリングルファーマ、金沢大と共同研究

クリングルファーマは6月18日、金沢大と肝細胞増殖因子(HGF)の特発性肺線維症への応用に関する共同研究を開始したと発表した。ヒトの病態に近い慢性肺線維症モデル動物を使ってHGFタンパク質の薬効試験を行い、新たな適応症として開発を検討する。共同研究と並行して突発性肺線維症を対象とした臨床試験の準備を進める。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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