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KMバイオ、血漿分画製剤3製品をMeijiに販売移管/6月追補、初後発はブリディオンのみ|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年6月13日)
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AnswersNews編集部

KMバイオ、血液製剤機構との販売提携終了…MeijiSeikaファルマに販売移管
KMバイオロジクスは6月13日、日本血液製剤機構(JB)との血漿分画製剤の販売提携を2025年3月末で終了すると発表した。提携を終了するのは、KMバイオが製造販売する「ボルヒール組織接着用」と「献血アルブミン静注『KMB』」(2製品)。両者は19年1月に販売提携契約を結び、JBが販売を行ってきたが、来年4月以降はMeijiSeikaファルマが販売と情報提供・収集活動を担う。KMバイオとJBは25年4月から血液凝固因子製剤「ノバクトM」「コンファクトF静注用」の情報提供・収集活動を共同で行うことも発表。同「バイクロット配合静注用」のコ・プロモーションも継続する。
6月追補、初後発はブリディオンのみ
厚生労働省は6月13日、後発医薬品の薬価追補収載を官報告示した。収載は14日。初めて後発品が収載されるのはMSDの筋弛緩回復薬「ブリディオン静注」のみとなる。6月収載に向けた2月の後発品承認では、▽爪白癬治療薬「クレナフィン爪外用液」▽緑内障・高眼圧症治療薬「グラナテック点眼液」▽月経困難症治療薬「ジェミーナ配合錠」――にもオーソライズド・ジェネリック(AG)が初の後発品として単独で承認を取得していたが、いずれも今回は収載を見送った。
関連記事:6月の後発品追補、初後発はブリディオンのみ…14日収載|トピックス
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