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中外、GLP-1製剤のマイルストン最大3.9億ドル/肥満症薬「ウゴービ」発売 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年2月22日)

更新日

 

中外、GLP-1製剤のマイルストン最大3.9億ドル…導出先のリリーが開示

米イーライリリーは2月21日、米証券取引委員会に提出した年次報告書(Form 10-K)で、中外製薬から導入した経口GLP-1受容体作動薬オルフォグリプロンに関する経済条件を開示した。中外はリリーに対し、同薬の全世界での開発・販売権を付与しており、薬事規制のマイルストンとして最大1億4000万ドル、販売マイルストンとして最大2億5000万ドルの計3億9000万ドル(586億円)を受け取る権利を持つ。売上高に応じたロイヤリティの料率は1桁台半ばから10%台前半。リリーは糖尿病と肥満症を対象にグローバルで臨床第3相(P3)試験を進めている。

 

ノボ、肥満症治療薬「ウゴービ」発売

ノボノルディスクファーマは2月22日、肥満症治療薬「ウゴービ皮下注」(一般名・セマグルチド)を発売したと発表した。同薬は週1回投与のGLP-1受容体作動薬で、肥満症治療薬としては約30年ぶりの新薬。▽高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかを有する▽食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない――患者で、▽BMI27kg/㎡以上で2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する▽BMI35kg/㎡以上――のいずれかに該当する患者が対象となる。ピーク時の年間販売予測は328億円。同社は、「GLP-1ダイエット」などと呼ばれる不適正使用について「非常に懸念している」とし、適正使用の推進に重点を置いた販売・流通活動を行う方針。

 

塩野義「フェトロージャ」台湾で承認

塩野義製薬は2月22日、抗菌薬「FETROJA」(セフィデロコル)が台湾で承認されたと発表した。台湾での製品名は「伏驖佳」。同薬は塩野義が創製したシデロフォアセファロスポリン系抗菌薬。2019年に米国、20年に欧州、23年に日本で承認され、現在、10以上の国・地域で販売されている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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