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GSK、国内初RSウイルスワクチン「アレックスビー」発売|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年1月15日)

更新日

(写真:ロイター)

 

GSK、RSウイルスワクチン「アレックスビー」発売

グラクソ・スミスクラインは1月15日、RSウイルスワクチン「アレックスビー筋注用」を発売したと発表した。対象は60歳以上。昨年9月に国内初のRSウイルスワクチンとして承認を取得した。高リスクの50〜59歳への接種対象拡大も申請中。RSウイルスワクチンはファイザーも申請中で、「アブリスボ筋注用」の製品名で母子免疫を対象に近く承認される見通し。アブリスボは60歳以上への適応拡大も申請している。

 

乳がん治療薬「イブランス」添付文書改訂…タモキシフェンとの併用が可能に

ファイザーは1月15日、乳がん治療薬「イブランスカプセル/同錠」(一般名・パルボシクリブ)の添付文書を改訂したと発表した。「HR陽性/HER2陰性の手術不能または再発乳がん」に対し、閉経前乳がんにも使えるタモキシフェンとの併用が治療選択肢に加わった。従来は閉経後乳がん治療薬のレトロゾールやフルベストラントとの併用が承認されていたが、アジアでは閉経前乳がんの割合が多いことも踏まえ、国立がん研究センター中央病院やアジアのアカデミアとの共同研究の形で国際共同医師主導治験を実施。試験の結果に基づき、PMDA(医薬品医療機器総合機構)が「添付文書改訂が適切」と判断した。

 

武田、子会社・武田技研の事業を承継

武田薬品工業は1月15日、完全子会社・武田技研サービスの事業を吸収分割によって承継すると発表した。承継するのは、グループ会社に対する試験分析、物流管理その他のGMPに基づく医薬品製造サポートのオペレーション業務に関する事業。分割予定日は今年4月1日で、武田技研は分割完了後、解散する。業界の品質保証体制強化の動きを踏まえた戦略的な取り組みの一環で、グループ子会社の所有構造の簡素化と機動的かつ堅固な製品供給運営モデルの構築を目的としている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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