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米アミリックス、日本法人を設立…ALS治療薬を国内開発へ|製薬業界きょうのニュースまとめ(2023年11月27日)

更新日

 

神経変性疾患薬開発の米アミリックス、日本法人を設立

神経変性疾患に対する治療薬を開発する米アミリックス・ファーマシューティカルズは11月27日、日本法人アミリックス・ファーマシューティカルズ・ジャパン(東京都千代田区)を設立したと発表した。アミリックスは2013年設立。米マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置き、従業員数は約350人。2022年には初の製品として米国で筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「RELYVRIO」(フェニル酪酸ナトリウムとタウルウルソジオールの経口配合剤、開発コード・AMX0035)の承認を取得した。同薬はカナダでも条件付き承認を取得しており、日本では患者団体が早期の開発・承認を求める要望書を厚生労働省に提出している。日本法人は今年9月に設立。代表取締役日本事業統括責任者には、日本ベーリンガーインゲルハイム、アストラゼネカ、アルナイラム・ジャパンなどで勤務した経験を持つ小脇浩史氏が就任した。

 

アイリス AIインフル診断機器、塩野義とプロモーション協力

アイリス(東京都中央区)は11月27日、開発・製造・販売を手掛けるAI搭載咽頭内視鏡システム 「nodoca」について、塩野義製薬とプロモーション協力契約を結んだと発表した。塩野義のMRが全国の医療従事者に同システムの情報提供を行う。同システムは、咽頭の画像と問診情報などをAIが解析し、インフルエンザに特徴的な所見を検出することで診断を支援する医療機器。2022年12月から保険適用されている。

 

メドトロニック、基礎・補正の両方に対応したインスリンポンプを発売

日本メドトロニックは11月27日、基礎インスリンと補正インスリンの両方を自動で調整・注入できるインスリンポンプ「ミニメド780Gシステム」を発売したと発表した。基礎インスリンと補正インスリンの両方に対応したインスリンポンプは国内初。血糖自己測定の回数を従来より少なくできるリアルタイム持続グルコースモニタ「ガーディアン4スマートCGMシステム」も近く発売する。ガーディアン4は従来品と異なり較正(モニタが測定している間質液中のグルコース濃度を血糖値に近づけるため、定期的に血糖自己測定器で測定した値を入力すること)が不要となるため、負担軽減が期待される。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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