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GSK、新規作用機序の骨髄線維症治療薬モメロチニブを申請―製薬業界きょうのニュースまとめ(2023年9月11日)

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GSK、骨髄線維症治療薬モメロチニブを申請

英グラクソ・スミスクラインは9月11日、骨髄線維症治療薬「モメロチニブ」を日本で申請したと発表した。同薬はJAK1、2とACVR1の3つのシグナル伝達経路を阻害する薬剤。JAK1、2の阻害によって全身症状や脾腫を改善するとともに、ACVR1を阻害することで骨髄線維症の貧血の原因となるヘプシジンを減少させる。JAK阻害薬による治療歴のない患者を対象に行った国際共同臨床第3相(P3)試験では、主要評価項目の脾臓縮小割合でルキソリチニブに対する非劣性を示したほか、輸血非依存割合で改善が確認された。

 

中国製薬Haihe、日本でMET阻害薬を申請

中国のHaihe Biopharmaの日本法人、海和製薬は9月8日、経口MET阻害薬Gumarontinibを日本で申請したと発表した。適応は「MET遺伝子エクソン14スキッピング変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」。申請は国際共同P2試験で得られた有効性と安全性のデータに基づく。同薬は、今年3月に中国で承認を取得している。海和製薬は、Haiheの日本の研究開発拠点として2021年に設立。Haiheは「日本での申請はHaiheにとって世界市場に革新的な薬剤を送り出す歴史的な一歩。今後も新薬の申請を行っていく」としている。

 

セルシード、自動細胞培養装置の商業化へローツェライフサイエンスと協働

セルシードは9月11日、ローツェライフサイエンス(茨城県つくば市)と再生医療向け自動細胞培養装置の商業化に向けた開発で協働すると発表した。ローツェライフサイエンスは再生医療製造設備や創薬研究機器の開発を手掛ける企業。両社はこれまでも動物細胞を使った自動化の検討を行っており、今回の協働に合わせてセルシードが開発中の「ヒト同種軟骨細胞シート」の培養も自動化する。

 

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