秋接種の新型コロナワクチン購入合意…ファイザー2000万回分、モデルナ500万回分
厚生労働省は7月28日、今年秋の新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種開始に向け、オミクロン株XBBに対応した1価ワクチンを、米ファイザーから2000万回分、同モデルナから500万回分購入することで両社と合意したと発表した。必要に応じてさらに追加購入できることについても合意した。両社は今月7日、それぞれXBB.1.5対応ワクチンを日本で申請。ファイザー製は生後6カ月以上、モデルナ製は12歳以上が対象となる。
カネカ、DMD向け細胞治療のP1/2試験開始
カネカは7月28日、開発中のヒト(同種)羊膜由来間葉系幹細胞「KA-301」について、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)を対象とした臨床第1/2相(P1/2)試験を開始したと発表した。KA-301は、出産時の胎盤から分離した羊膜に存在する未分化の細胞をつかった細胞治療。治験は、国立精神・神経医療研究センターなどで行う。