
ギリアド、長期作用型カプシド阻害薬レナカパビルを申請…年2回投与の抗HIV薬
ギリアド・サイエンシズは6月2日、多剤耐性HIV-1感染症治療薬として開発中の長期作用型カプシド阻害薬レナカパビルを日本で申請したと発表した。承認されれば、抗HIV薬として国内初のカプシド阻害薬かつ年2回投与の治療となる。既存の抗ウイルス薬で十分にウイルス抑制ができないHIV陽性者にとって新たな治療選択肢となることが期待される。同薬は昨年9月に欧州で世界初の承認を取得。今年1月には米国でも承認された。
科研「エクロック」韓国での開発・販売権を現地企業に供与
科研製薬は6月2日、原発性腋窩多汗症治療薬「エクロック」(一般名・ソフピロニウム臭化物)について、韓国のドンファ・ファーマと同国での独占的販売契約を結んだと発表した。同国で独占的に開発・販売できる権利を供与し、科研は対価として契約一時金、マイルストン、販売額に応じたロイヤリティを受け取る。科研は2015年に米国企業から日本とアジア主要国の権利を取得し、日本では20年11月から販売している。
あわせて読みたい
オススメの記事
-
ニプロ、サムスンバイオエピスとバイオシミラー商業化で提携/「レミッチOD錠」特許訴訟、沢井も上告 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年6月9日)
-
【2025年版】国内製薬会社ランキング―トップ3は今年も武田・大塚・アステラス、海外好調で軒並み増収
-
【2025年版】製薬会社世界ランキング―トップ3はロシュ、メルク、ファイザー…リリーがトップ10入り
-
MRの求人は9%増、大型採用続く…研究・製造も内資系企業中心に募集活発|製薬業界 今月の転職求人動向レポート(2025年5月)
-
2024年 国内新薬承認取得数ランキング…最多は11承認のアストラゼネカ、新規有効成分はファイザーがトップ