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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年6月2日)

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バイエル 慢性腎臓病治療薬「ケレンディア錠」発売

バイエル薬品は6月2日、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病(CKD)の治療薬「ケレンディア錠」(一般名・フィネレノン)を発売したと発表した。同薬は非ステロイド型選択的ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬。炎症・線維化を引き起こすMRの過剰活性化を抑えることで、心血管や腎臓の障害を抑制する。薬価は10mg1錠149.10円、20mg1錠213.10円。ピーク時に264億円の売り上げを見込む。

 

メガカリオン、iPS細胞由来の血小板でP1/2試験開始

メガカリオン(京都市)は6月2日、ヒトiPS細胞由来HLAホモ型血小板(開発コード・MEG-002)について、血小板減少症を対象とする臨床第1/2相(P1/2)試験で最初の被験者への投与を行ったと発表した。試験では、患者10人で安全性の確認と有効性の推定を行う。MEG-002は、京都大iPS細胞研究所(CiRA)のiPS細胞ストックから作製された血小板で、日本人で最も発現頻度の高いHLA型を有する。治験製品の製造は京都大iPS細胞研究財団が担当している。

 

富士フイルム ゲムシタビンのリポソーム製剤、「キイトルーダ」併用のP2a開始

富士フイルムは6月1日、開発中の抗がん剤「FF-10832」について、進行固形がんに対する抗PD-1抗体「キイトルーダ」(ペムブロリズマブ、米メルク)との併用療法を評価するP2a試験を米国で開始したと発表した。予定症例数は100程度で、主に非小細胞肺がんと尿路上皮がんを対象に、安全性や初期の有効性を確認する。FF-10832はゲムシタビンを内包したリポソーム製剤で、従来製剤より高い薬効が期待されるという。単剤療法でもP1試験を行っている。

 

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