
エディロール特許訴訟、中外の訴え棄却
中外製薬は5月27日、骨粗鬆症治療薬「エディロール」(一般名・エルデカルシトール)の特許を侵害しているとして後発医薬品メーカー2社を相手に起こした訴訟で、東京地裁が中外の訴えを棄却する判決を出したと発表した。中外が訴えたのは、2020年2月にエディロール後発品の承認を取得した沢井製薬と日医工。中外は後発品が用途特許を侵害していると主張していた。同社は「判決の内容を踏まえた上で今後の対応を検討していく」としている。
ダイト、新原薬製造棟が完成
ダイトは5月26日、富山市の本社工場で建設を進めていた新たな原薬製造棟が完成したと発表した。39億円を投じて建設した「第七原薬棟」は、一部の生産ラインに監査証跡機能を持った自動制御システムを導入。省人化を可能とした。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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