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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年2月16日)

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GSK、疾患レジストリ活用し「ベンリスタ」の有効性を評価する研究を開始

グラクソ・スミスクラインは2月16日、全身性エリテマトーデス(SLE)を対象とした多施設共同疾患レジストリ「LUpus registry of NAtionwide institutions(LUNA)」を活用し、活動性ループス腎炎の既往を持つ日本人SLE患者を対象に抗BLyS抗体「ベンリスタ」(一般名・ベリムマブ)の有効性を評価する「Moonlight研究」を始めたと発表した。全国30以上の医療機関から同薬を長期処方されている患者のデータを収集し、LUNAを比較群として同薬の有効性を評価する。目標症例数は200例で、来年7~9月の結果入手を予定している。同社は「今回の研究は疾患レジストリ活用の具体例となると同時に、薬剤処方の単独群でしかデータが得られないことが多い製造販売後調査のデータ利活用を期待できる」としている。

 

楽天メディカル、蛍光イメージング用いた「アキャルックス」のP2試験開始

楽天メディカルは2月16日、蛍光イメージングを用いた「ASP-1929」(セツキシマブ サロタロカンナトリウム、日本製品名・アキャルックス)の臨床第2相(P2)試験を米国で開始したと発表した。対象疾患は「切除不能な原発または再発の頭頸部扁平上皮がんおよび皮膚扁平上皮がん」で、被験者22人の登録を予定。島津製作所と開発した蛍光イメージングシステムを使い、ASP-1929に含まれる光感受性物質の反応をリアルタイムで観察・記録し、システムの臨床での利用可能性を評価する。

 

アルフレッサ、茨城に新物流センター

アルフレッサホールディングスは2月16日、茨城県つくば市に新たな物流センターを建設すると発表した。投資額は246億円。2024年5月に稼働を開始する。新物流センターは茨城、栃木、千葉各県の全域と、埼玉県、東京都の一部をカバー。延床面積は約4万7000平方メートルで最大2万5000品目を保管する。

 

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