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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年1月28日)

更新日

 

レオファーマ、アトピー性皮膚炎治療薬トラロキヌマブを申請

レオファーマは1月28日、抗IL-13抗体トラロキヌマブをアトピー性皮膚炎治療薬として日本で申請したと発表した。中等症から重症の成人患者が対象。海外では「Adtralza/Adbry」の製品名で欧米やカナダなどで承認されている。

 

キアゲン「ルマケラス」のコンパニオン診断薬が承認

キアゲンは1月27日、アムジェンのKRAS G12C阻害薬「ルマケラス錠」(一般名・ソトラシブ)のコンパニオン診断薬「therascreen KRAS変異検出キットRGQ 『キアゲン』」の承認を取得したと発表した。承認は昨年12月で、今春の保険適用を予定。今月承認されたルマケラスは、薬価収載までの間、条件を満たした治験参加施設で無償提供を行っており、同診断薬による検査結果もあわせて無償提供されている。

 

LINK-J、京大の米研究施設と提携

ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)は1月28日、京都大サンディエゴ研究施設とイノベーション創出に向けた提携に関する覚書を結んだと発表した。同施設は、京大大学院医学研究科が米カリフォルニア大サンディエゴ校内のベンチャーインキュベーター施設に開設しているオンサイトラボ。京大は同施設で、同大などで生まれた新技術を米国の投資家や企業に紹介し、大学発ベンチャーの北米進出を支援している。

 

決算

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(2021年12月期、1月25日発表)

医薬品事業の売上高は520億8000万ドル(約5兆9892億円、前期比14.3%増)。多発性骨髄腫治療薬ダラツムマブが43.8%増の60億2300万ドルを売り上げたほか、乾癬・クローン病治療薬「ステラーラ」や血液がん治療薬イブルチニブなどが好調だった。新型コロナウイルスワクチンの売上高は23億8000万ドル。他事業を含む全社の売上高は937億7500万ドル(13.6%増)、純利益は208億7800万ドル(41.9%増)。22年12月期は全社で989億~1004億ドルの売り上げを見込む。

 

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