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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年1月6日)

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エーザイ 米子会社の抗がん剤を英ロイバントに導出

エーザイは1月6日、米子会社H3バイオメディシンが創製した抗がん剤「H3B-8800」について、英ロイバント・サイエンシズの子会社にグローバルでの独占的な研究・開発・製造・販売権を供与するライセンス契約を結んだと発表した。同薬はスプライシングモジュレーターで、米国と欧州で骨髄異形成症候群を対象に臨床第1相(P1)試験を実施中。スプライシング因子によく見られる遺伝子変異であるSF3B1に結合し、異常なmRNAスプライシングを調節することで抗腫瘍効果を発揮するとされる。エーザイは契約の対価として一時金と開発・薬事の進捗に応じたマイルストン、販売ロイヤリティを受け取る。

 

「アルンブリグ」新たなコンパニオン診断薬が使用可能に

武田薬品工業は1月6日、チロシンキナーゼ阻害薬「アルンブリグ」(一般名・ブリグチニブ)について、ALK陽性非小細胞肺がんの1次治療で新たなコンパニオン診断薬が使えるようになったと発表した。使用可能となったのは「AmoyDx肺がんマルチ遺伝子PCRパネル」(理研ジェネシス)で、ALKやEGFRなど5種類のドライバー遺伝子を同時に検査できる。従来は単一の遺伝子を対象としたコンパニオン診断薬しかなかったが、AmoyDx肺がんマルチが承認されたことで患者に合わせた診断薬を選択できるようになり、治療薬の適切な使用につながると期待される。

 

シンバイオ、東大に社会連携講座…抗がん剤の新規適応症探索

シンバイオ製薬は1月6日、東京大に4月1日付で社会連携講座「分子腫瘍薬学」を設置し、共同研究を行うと発表した。シンバイオが開発中の抗がん剤ベンダムスチンや同リゴセルチブについて認知されていない薬理作用を検討するとともに、両剤またはほかの既存薬との組み合わせによる薬理作用を解析し、新たな適応症の探索を行う。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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