武田 ナルコレプシー薬「TAK-994」P2試験打ち切り…安全性に懸念
武田薬品工業は10月6日、ナルコレプシー治療薬として開発しているオレキシン2型受容体作動薬「TAK-994」(開発コード)について、実施中の2つの臨床第2相(P2)試験を中止すると発表した。安全性への懸念が生じたためで、患者への投与を中断。同社は「ベネフィット・リスクプロファイル評価を迅速に行い、次の段階について判断する」としている。TAK-994は武田が大型化を期待する次期主力品候補。米国ではブレークスルーセラピーに指定されている。武田はオレキシンフランチャイズとして、TAK-994以外にも「TAK-861」「TAK-925」を開発している。
PhRMA ジャクソン日本代表が退任、後任は未定
米国研究製薬工業協会(PhRMA)は10月5日、日本代表のエイミー・ジャクソン氏が7日付で退任すると発表した。後任は未定で、決定までの間は次席日本代表の川端裕之氏が代理として日本代表を務める。