
武田 大型化期待のナルコレプシー薬、米でブレークスルー指定
武田薬品工業は7月29日、大型化を期待するナルコレプシータイプ1治療薬「TAK-994」が、米FDA(食品医薬品局)からブレークスルーセラピーの指定を受けたと発表した。同薬は、武田が創製したオレキシン2型受容体作動薬。現在、臨床第2相(P2)試験を行っている。
ファイザー「チャンピックス」を自主回収…一部製品に発がん性物質
ファイザーは7月28日、禁煙補助薬「チャンピックス錠1mg」(一般名・バレニクリン酒石酸塩)の自主回収(クラスII)を始めた。一部製品で社内基準を上回る発がん性物質が検出されたため。回収の対象となるのは、今年5月に出荷された製造番号「EP9481」の1万5935箱。同社は「当該製品を一定期間投与した場合での生涯における発がん性のリスクは低く、重篤な健康被害のおそれはないと判断している」としている。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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