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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年4月15日)

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ブリストル 医療関係者向けサイトで有人チャットサービスを開始

ブリストル・マイヤーズスクイブは4月15日、医療関係者向けサイトでチャット機能を使って問い合わせに対応する新サービス「BMSウェブチャット」の提供を始めたと発表した。専門知識を持つオペレーターによる有人チャットサービスで、ブリストルが国内で販売する全製品を対象にリアルタイムで対応する。「電話は面倒だが確認したいことがある」「口頭ではなく情報を目で確認したい」といった医療従事者のニーズに応える。同サービスでの問い合わせ対応時間は平日の午前9時~午後5時半。

 

富士フイルムHDが新中計…ヘルスケア、23年度に売上高8600億円

富士フイルムホールディングス(HD)は4月15日、2021~23年度の中期経営計画を発表した。ヘルスケアセグメントの最終年度の数値目標は、売上高8600億円(20年度予想は5500億円)、営業利益1030億円(同560億円)で、中計期間中に売上高、営業利益ともに同社最大のセグメントに成長させる。バイオCDMO事業では、大規模な設備投資を継続し、遺伝子治療薬を含むバイオ医薬品の需要増に対応。創薬支援では、再生医療と培地、試薬を中心にサービスを展開する。23年度までにヘルスケア領域全体で5940億円の投資を見込む。

 

シミックHD モネ・テクノロジーズと医療MaaS創出支援、今年6月から

シミックHDとモネ・テクノロジーズは4月15日、医療MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)に特化した事業開発プログラムを今年6月から共同運営すると発表した。モネ・テクノロジーズは、ソフトバンクやトヨタ自動車などの共同出資会社で、モビリティイノベーションに向けて企業間の連携を推進する「MONETコンソーシアム」を運営。シミックHDとモネは、同コンソーシアムの加盟企業などを対象に、医療MaaSの創出を支援する。

 

オンコリス 中外に導出のテロメライシン、申請は24年以降に

オンコリスバイオファーマは4月14日、腫瘍溶解性ウイルス「テロメライシン」(開発コード・OBP-301)について、導出先の中外製薬による国内申請時期が2024年以降にずれ込むと発表した。同薬は現在、食道がんの適応で中外が国内臨床第2相(P2)試験を実施中。23年の申請を予定していたが、新型コロナウイルス感染症による患者登録の遅れなどが影響する。

 

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