
武田、岩崎JPBUプレジデントが退任
武田薬品工業は3月15日、国内事業を所管するジャパンファーマビジネスユニット(JPBU)の岩崎真人プレジデントが31日付で退任すると発表した。後任にはコーポレートストラテジーオフィサーの古田未来乃氏が4月1日付で就任。岩崎氏は退任後も日本を担当する取締役として武田にとどまる。古田氏は金融業界を経て2010年に武田に入社。武田では、国内外で経営戦略や事業戦略を担当してきた。退任する岩崎氏は1985年に武田に入社し、15年からJPBUプレジデントを務めている。生え抜きとしては数少ない経営幹部だった。
アッヴィ MR活動にLINE WORKSを導入
アッヴィは3月15日、ワークスモバイルジャパンの「LINE WORKS」を2月からMRの営業活動に本格導入したと発表した。まずは面談日時に関するやり取りを中心に、MRと医療関係者のコミュニケーションに活用。今後は、医療関係者のニーズに応じて新たなチャネルを導入し、オムニチャネルの構築を目指す。LINE WORKSのMR以外の職種の社員への利用拡大も検討する。
わかもと、医療機器に参入…ドイツ企業から眼内レンズを導入
わかもと製薬は3月12日、ドイツのVSYバイオテクノロジーが製造販売する眼内レンズを導入し、医療機器分野に参入すると発表した。VSYの眼内レンズは欧州を中心に販売されており、日本での開発・販売について両社で合意した。わかもとは医薬品事業とのシナジーを期待し、中期的な業容拡大に向けた戦略の1つとして取り組んでいくとしている。
日本製薬、新社長に武田レアヘマトロジーの谷垣氏
日本製薬は3月12日、4月1日付で武田薬品工業の完全子会社になることに伴い、現社長の福富康浩氏が同日付で退任し、後任に武田のジャパン・ファーマ・ビジネス・ユニット レアヘマトロジーフランチャイズの谷垣任優ヘッドが就くと発表した。武田との連携を強化する。
【AnswersNews編集部が製薬企業をレポート】
・武田薬品工業
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
あわせて読みたい
オススメの記事
-
ウルトラジェニクス、LC-FAOD治療薬トリヘプタノインを申請/MSD、21価肺炎球菌ワクチン「キャップバックス」承認 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年8月8日)
-
製薬業界 2025年下半期の転職市場トレンド予測―求人数は上半期から横ばいの見通し…メディカルやバイオベンチャーの研究などで募集活発
-
【工場探訪:くすりづくりの現場を歩く】中外製薬工業・宇都宮工場―日本最大級のバイオ医薬品製造施設はDXの先進地
-
【2025年版】国内製薬会社ランキング―トップ3は今年も武田・大塚・アステラス、海外好調で軒並み増収
-
【2025年版】製薬会社世界ランキング―トップ3はロシュ、メルク、ファイザー…リリーがトップ10入り