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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年10月21日)

更新日

 

中外、デンマーク・ノボに抗体エンジニアリング技術をライセンス

中外製薬は10月21日、デンマークのノボノルディスクと抗体エンジニアリング技術に関するライセンス契約を結んだと発表した。ノボは、中外の複数の抗体エンジニアリング技術について、研究目的での使用権と、同技術を使った抗体医薬を開発・販売するオプション権を取得。中外は対価として技術使用料を受け取るとともに、ノボがオプション権を行使した場合には一時金や開発マイルストン、販売ロイヤリティを受領する。

 

シミック・サスメド DTxの開発を包括的に支援、サービス提供を開始

シミックとサスメドは10月21日、デジタルセラピューティクス(DTx)の開発支援で業務提携すると発表した。同日から、治療用アプリの開発を目指す製薬企業やIT企業を対象に、開発支援と臨床試験の受託をワンストップで提供するサービスを開始。今後は、発売後の患者・医療従事者へのサポートや流通・品質管理システムの提供、データセキュリティ対策、資金調達支援などを含むビジネスプラットフォームの確立を視野に入れたサービスの開発を進める。

 

FRONTEOとマイクロソフト、医療・介護のデジタルソリューションで協業

FRONTEOと日本マイクロソフトは10月21日、医療・介護分野でのデジタルソリューションの提供に向けて協業すると発表した。第1弾として、FRONTEOが共和薬品工業と進めている認知症診断支援AIシステムの開発を、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で実施。FRONTEOのほかのライフサイエンスAIプロダクトについても、Azure上で提供することを検討する。

 

CureApp、治療用アプリのブランドサイトをオープン

CureAppは10月21日、治療用アプリのブランドサイトをオープンしたと発表した。同社は今年8月、国内初の治療用アプリとなる「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」の承認を取得。2020年度中の保険適用と発売を目指して準備を進めている。ブランドサイトには、治療用アプリのコンセプト動画を掲載。自社製品だけでなく、他社のアプリについても紹介していく予定という。

 

LSIメディエンスなど、日本人がん患者由来のPDXライブラリーを構築

LSIメディエンスと国立がん研究センター、医薬基盤・健康・栄養研究所、日本医療研究開発機構は10月20日、日本人がん患者由来のPDXライブラリーを構築し、がん医療や医薬品開発に活用するための基盤を整備したと発表した。

PDX(Patient-Derived Xenograft)はヒトのがん組織を免疫不全マウスに移植した移植片で、非臨床試験の臨床予測性を高めるツールとして注目されている。欧米では産業利用が進んでいるが、国内ではこれまで産業利用可能なライブラリーが整備されておらず、欧米のライブラリーに頼っていた。今回構築したライブラリーには、1100人を超える患者の同意を取得し、355株の新規PDXの生着を達成した(いずれも今年5月末時点)。

 

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