中外、WelbyのPHRサービスで「テセントリク」の患者サポートプログラム
中外製薬は10月19日、Welbyが運営するがん患者治療支援PHRサービス「Welby マイカルテ ONC」で、免疫チェックポイント阻害薬「テセントリク」(一般名・アテゾリズマブ)の適正使用を支援する患者サポートプログラムを提供すると発表した。テセントリクでは免疫関連有害事象が発現することがあり、セルフチェックによって早期発見を促し、重篤化を防ぐ狙い。患者が重症度の高い症状を入力すると、医療機関への電話相談を促すなどのメッセージを表示する。まずは乳がん患者を対象に始め、肺がん、肝がんに展開する予定。
マルホ がん性皮膚潰瘍のケア、LINEで医療従事者に情報提供
マルホは10月19日、がん性皮膚潰瘍のケアに関する情報を医療従事者に提供するLINE公式アカウントを開設したと発表した。がん性皮膚潰瘍は、皮膚に浸潤または転移・再発したがんが体表面に現れ、潰瘍化した状態のこと。マルホは「がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減」を適応とする「ロゼックスゲル」(メトロニダゾール)を製造販売している。
沢井 AGA治療薬「ザガーロ」後発品を来月6日に発売
沢井製薬は10月19日、男性型脱毛症(AGA)治療薬「ザガーロ」の後発医薬品「デュタステリドカプセル0.5mgZA『サワイ』」を11月6日に発売すると発表した。同薬は薬価基準未収載医薬品で、公的医療保険の給付対象外。ザガーロの後発医薬品は、東和薬品も今月13日に0.1mgカプセルと0.5mgカプセルを発売している。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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