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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年10月7日)

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Meiji T細胞白血病/リンパ腫治療薬、提携先が国内申請

MeijiSeikaファルマは10月7日、米HUYAバイオサイエンスから導入した抗がん剤「HBI-8000」について、HUYAバイオの日本法人Huya Japanが再発・難治性の成人T細胞白血病/リンパ腫を対象に日本で承認申請を行ったと発表した。申請は9月30日付。同薬はエピジェネティックな作用を持つイムノモジュレーター。Meijiは同薬の日本での独占的販売権とアジア7カ国での独占的開発・販売権を持つ。

 

ファイザー「ザーコリ」のコ・プロ、年内で終了

ファイザーは10月7日、メルクバイオファーマと行っている肺がん治療薬「ザーコリ」(一般名・クリゾチニブ)のコ・プロモーションを年内いっぱいで終了すると発表した。グローバルレベルでの戦略提携の一環として2015年6月から行ってきたが、契約期間の満了により終了する。来年1月以降はファイザーが単独で情報提供活動を行う。

 

富士フイルム、英国拠点に遺伝子治療薬の原薬製造施設

富士フイルムは10月7日、CDMO子会社フジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズの英国拠点に、遺伝子治療薬専用のプロセス開発と原薬製造の施設を新設すると発表した。来春に生産プロセス開発、来秋には原薬製造の受託を始める。富士フイルムは2015年から米国で遺伝子治療薬のプロセス開発・受託製造ビジネスを始めており、今回の設備投資を通じて欧州でも同ビジネスを展開する。

 

EMA ファイザー/ビオンテックのコロナワクチン、逐次審査を開始

欧州医薬品庁(EMA)は10月6日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発している新型コロナウイルスワクチン「BNT162b」について、正式な承認申請に先立って入手可能なデータから順次審査を進める「ローリングレビュー」を開始したと発表した。欧州で審査に入った新型コロナワクチンは、英アストラゼネカの「AZD1222」に続いて2品目目。

 

NEC、がん個別化治療ワクチン開発に米ボストンジーンが参画

日本電気(NEC)は10月6日、仏トランスジーンと行っているがん個別化治療ワクチン「TG4050」の開発に、ゲノム解析を手掛ける米ボストンジーン・コーポレーションが参画すると発表した。3社は、卵巣がんと頭頸部がんを対象に欧米で行っているTG4050の臨床第1相(P1)試験で協業。ボストンジーンは、被験者から採取した原発腫瘍のゲノム解析とトランスクリプトーム解析を行い、TG4050への反応予測因子と反応を仲介する可能性のある因子の特定を試みる。

 

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