「Crysvita」欧州で成人のXLHに適応拡大
協和キリンは10月5日、抗FGF23抗体「Crysvita」(一般名・ブロスマブ、国内製品名「クリースビータ」)について、欧州で青少年・成人のX染色体連鎖性低リン血症(XLH)への適応拡大が承認されたと発表した。欧州ではすでに小児のXLHを対象に販売している。同薬は協和キリンが創製。日本では昨年12月、FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(XLHを含む)の適応で発売した。
協和キリン、低分子創薬でアクセリードと協業
協和キリンは10月2日、アクセリード・ドラッグ・ディスカバリー・パートナーズと、低分子医薬品創出で協業を始めたと発表した。アクセリードの創薬支援技術と、協和キリンの創薬標的分子の解析技術や候補化合物の設計技術を組み合わせ、パイプライン拡張を目指す。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート