
新型コロナ、ワクチン購入に予備費6714億円…政府が閣議決定
政府は9月8日の閣議で、新型コロナウイルスワクチンを購入するため、今年度の補正予算に計上した予備費から6714億円を支出することを決めた。政府は、米ファイザーと英アストラゼネカからそれぞれ1億2000万回分の供給を受けることで合意しており、米モデルナとも4000万回分以上の供給を受ける方向で協議を進めている。
アンジェス、新型コロナワクチンを米国でも開発へ
アンジェスは9月8日、米ブリッケル・バイオテックと新型コロナウイルスワクチンの共同開発契約を結んだと発表した。アンジェスは日本で新型コロナウイルス向けのDNAワクチンを開発中で、米国でも臨床開発を進める。国内では今月から、接種間隔と接種回数を検討する2本目のP1/2試験を開始しており、1本目の試験とあわせて今年の第4四半期に速報結果を公表する。
ニプロ 中国に4拠点を新設
ニプロは9月8日、中国の▽陝西省西安市▽湖北省武漢市▽安徽省合肥市▽福建省厦門市――に、子会社・尼普洛貿易(上海)有限公司の営業事務所を開設したと発表した。10月にかけて順次営業を開始する。中国ではすでに上海本部と9つの事務所、各地の駐在所を中心に医療機器の販売を行っている。
メドピア、東証1部に市場変更
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」などを運営するメドピアは9月8日、上場市場が東京証券取引所マザーズから東京証券取引所市場第1部に変更されることになったと発表した。変更は今月15日付。メドピアは2014年6月にマザーズに上場。2020年9月期の業績は、売上高52億5000万円、営業利益10億7000万円を見込んでいる。
あわせて読みたい
オススメの記事
-
第一三共「エンハーツ」子宮内膜がん1次治療でP3開始/FRONTEOと塩野義、認知機能検査AIの臨床試験開始 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年6月10日)
-
【2025年版】国内製薬会社ランキング―トップ3は今年も武田・大塚・アステラス、海外好調で軒並み増収
-
【2025年版】製薬会社世界ランキング―トップ3はロシュ、メルク、ファイザー…リリーがトップ10入り
-
MRの求人は9%増、大型採用続く…研究・製造も内資系企業中心に募集活発|製薬業界 今月の転職求人動向レポート(2025年5月)
-
2024年 国内新薬承認取得数ランキング…最多は11承認のアストラゼネカ、新規有効成分はファイザーがトップ