
先駆け指定、新たに7品目…GSKの胆道がん治療薬など
厚生労働省は6月19日、先駆け審査指定制度の対象品目に、新たに医薬品3品目、医療機器・体外診断用医薬品3品目、再生医療等製品1品目を指定したと発表した。医薬品で指定を受けたのは、▽大阪大医学部附属病院のCNT-01(予定効能=中性脂肪蓄積心筋血管症の症状および予後改善)▽アレクシオンファーマのエクリズマブ(ギラン・バレー症候群)▽グラクソ・スミスクラインのM7824(胆道がん)。医療機器・体外診断用医薬品では、大塚製薬の血液がんに対する遺伝子パネル検査が指定された。
オンコリス、新型コロナ薬開発へ…鹿児島大から化合物導入
オンコリスバイオファーマは6月19日、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発に着手すると発表した。原因ウイルスに対して増殖抑制効果を持つ化合物を鹿児島大から導入し、開発を進める。オンコリスは同大に一時金や開発マイルストンなどを支払う。
協和キリン「クリースビータ」米で腫瘍性骨軟化症に適応拡大
協和キリンは6月19日、抗FGF23抗体「クリースビータ」(一般名・ブロスマブ)について、米FDA(食品医薬品局)から腫瘍性骨軟化症への適応拡大の承認を取得したと発表した。米国では、2018年に承認されたX染色体連鎖性低リン血症に続く2つ目の適応症。
ファイザー「セレコックス」のAGを発売
ファイザーは6月19日、消炎鎮痛薬「セレコックス」(セレコキシブ)のオーソライズド・ジェネリック(AG)を発売したと発表した。ファイザーにとっては初のAGとなる。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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