ファイザー AG市場に参入、セレコックスAGを発売へ
ファイザーは3月16日、疼痛治療薬「セレコックス」(一般名・セレコキシブ)のオーソライズド・ジェネリック(AG)を発売し、AG市場に参入すると発表した。セレコックスAGは今年2月17日に承認を取得し、発売の準備中。先発医薬品と同じ原薬、製法、製造ラインを使って製造される。
カルナバイオ、BTK阻害薬を中国企業に導出
カルナバイオサイエンスは3月16日、開発中のBTK阻害薬「AS-1763」について、中国と台湾での開発・商業化権を中国バイオノバ・ファーマシューティカルズに供与する契約を結んだと発表した。契約に基づきカルナバイオは、バイオノバから契約一時金を受け取るほか、開発や発売などの進捗に応じて追加で最大約2億500万ドル(約215億円)を受領。売上高に応じたロイヤリティも受け取る。カルナバイオは同薬を慢性リンパ性白血病や悪性 B 細胞腫瘍を対象に開発している。
厚労省 「薬害の歴史展示室」を開設
厚生労働省は3月16日、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に薬害に関する資料を展示する「薬害の歴史展示室」を3月30日に開設すると発表した。薬害に関する解説パネルのほか、被害者の証言映像などを展示する。公開時間は月曜~金曜の午前10時~午後5時(祝日や年末年始は除く)で、入場は無料。場所は東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル14階。