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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年1月24日)

更新日

 

サンバイオ、1型糖尿病向け再生医療等製品を順天堂大と共同研究

サンバイオと順天堂大は1月24日、1型糖尿病に対する再生医療等製品の開発に向けた共同研究を行うと発表した。順天堂大が研究を進めている体細胞からのダイレクトリプライミング法を活用し、間葉系幹細胞から膵ベータ細胞を作出。1型糖尿病のモデル動物を使って有効性・安全性を評価し、臨床試験に進むために必要なデータの取得を目指す。

 

CEPI、新型コロナウイルスワクチンの開発で米社などと提携

感染症流行対策イノベーション連合(CEPI、本部=ノルウェー・オスロ)は現地時間1月23日、中国・武漢で発生した新型コロナウイルスに対するワクチンの開発に向け、▽米イノビオ社▽豪クイーンズランド大▽米モデルナ社・米国立アレルギー感染症研究所――とパートナーシップを結んだと発表した。CEPIは2017年のダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)で設立された官民パートナーシップで、日本政府も資金を拠出している。

 

エーザイ「フィコンパ」の適応拡大と新剤形が承認

エーザイは1月23日、抗てんかん薬「フィコンパ」(一般名・ペランパネル水和物)について、部分てんかんに対する単剤療法と小児適応の承認を取得したと発表した。部分てんかんではこれまで、12歳以上の患者に対する併用療法が承認されていたが、今回の承認によって4歳以上の患者に単剤でも使えるようになった。適応拡大とあわせ、新剤形となる細粒剤も承認された。

 

ファイザー「イブランス」に錠剤を追加

ファイザーは1月23日、抗がん剤「イブランス」(パルボシクリブ)の新剤形として錠剤の承認を取得したと発表した。従来のカプセル剤は食後に服用するが、錠剤ではそうした制限がなくなり、食事の有無を問わずに服用することが可能。大きさもカプセル剤に比べると小さくなり、利便性の向上が期待される。

 

持田製薬「ディナゲスト」低用量製剤が月経困難症の適応で承認

持田製薬は1月23日、「ディナゲスト錠0.5mg」(ジエノゲスト)が月経困難症の適応で承認を取得したと発表した。従来の1mg錠は子宮内膜症と子宮腺筋症が対象。0.5mg錠は月経困難症に対する低用量の専用製剤として開発した。

 

あすか製薬「チラーヂン」の静注液が承認

あすか製薬は1月23日、甲状腺ホルモン製剤「チラーヂン」(レボチロキシンナトリウム水和物)の静注製剤が承認されたと発表した。適応は、粘液水腫性昏睡と、経口剤による治療が適さない甲状腺機能低下症。厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」の判断を踏まえ、あすか製薬が開発要請を受けた。粘液水腫性昏睡は早期に治療を開始しなければ生命に関わる疾患。これまでは錠剤と散剤しかなく、経口剤を経鼻胃管から投与するなどの方法がとられていたが、吸収量の予測が難しいといった課題があった。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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