
塩野義 抗菌薬セフィデロコルが米国で承認
塩野義製薬は11月15日、抗菌薬セフィデロコルが米国で承認されたと発表した。適応は「ほかの治療選択肢がない、もしくは限られた18歳以上の患者における、グラム陰性菌による腎盂炎を含む複雑尿路感染症」。製品名は「FETROJA」で、来年初頭の発売を予定している。認定感染症製品に指定されており、米国市場での独占期間が5年間延長される。欧州でも申請済み。
PTP包装に電気回路、UACJなどが服薬管理システムの実証実験
UACJは11月15日、子会社UACJ製箔とSAPジャパン、ドクターズとともに、開封検知付きアルミ箔を使った服薬管理システムを共同開発し、実証実験を開始したと発表した。PTP包装に回路を印刷したアルミ箔を使い、患者が開封すると家族や医師のスマートフォンに通知。4社は2022年までの実用化を目指している。
インフルエンザが流行入り、昨年より4週早く
厚生労働省は11月15日、インフルエンザが流行シーズンに入ったと発表した。4~11日の1週間に全国約5000カ所の定点医療機関から報告された患者数が1.03人となり、流行開始の目安である定点あたり1人を超えた。例年より早く、昨年と比べると4週間早い流行入りとなった。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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