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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年10月18日)

更新日

 

武田 国内営業の新卒採用、英語力を基準に導入

武田薬品工業は10月18日、国内の医療用医薬品事業を所管するジャパンファーマビジネスユニットの新卒採用で、英語力を採用基準の1つに導入すると発表した。2020年度入社の一部選考で導入し、21年度入社から本格的に運用を開始。従来はMRとしての適性をみて採用してきたが、日本から次世代のリーダーを輩出するため採用基準を見直した。

あわせて、入社後の早い段階で国内外でMR以外の職種を経験する機会を設ける。

 

塩野義 「ゾフルーザ」米国で高リスク患者に適応拡大

塩野義製薬は10月18日、抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」(一般名・バロキサビル マルボキシル)について、米国で適応拡大の承認を取得したと発表した。承認されたのは「合併症を併発するリスクが高い患者の、発症後48時間以内の急性インフルエンザウイルス感染症(12歳以上)」。高齢患者や肺疾患・代謝性疾患などの基礎疾患を持つ患者に使用できる抗インフルエンザ薬は米国で初めて。

 

塩野義 試験中止のアルツハイマー病薬、臨床データを研究活用

塩野義製薬は10月18日、米ヤンセン、アルツハイマー治療薬研究基金(ADDF)と臨床検体アクセス契約の締結に向けて合意したと発表した。

塩野義とヤンセンは、開発を中止したアルツハイマー病治療薬のデータや検体の活用を目指し、患者に許可をとった上で研究機関に提供する契約の締結に向けて調整。データや検体は、ADDFが支援するアルツハイマー関連疾患バイオマーカーの研究開発に利用されるという。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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