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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年8月2日)

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旭化成ファーマ「リコモジュリン」海外での開発は継続

旭化成ファーマは8月2日、血液凝固阻止薬「ART-123」(一般名・トロンボモデュリン アルファ、日本製品名・リコモジュリン)について、臨床第3相(P3)試験に失敗した「凝固異常を伴う重症敗血症」を対象とした海外での開発について、共同開発やライセンスアウトも視野に開発を継続することを決めたと発表した。

同適応では昨年8月、海外P3試験「SCARLET試験」で主要評価項目を達成できなかったとの速報結果を発表。開発方針を検討していたが、米FDA(食品医薬品局)との協議を踏まえ、2本目のP3試験「SCARLET-2試験」を中断して試験デザインを見直す。

 

オンコリス「テロメライシン」メラノーマP2終了へ、併用試験に注力

オンコリスバイオファーマは8月2日、開発中の腫瘍溶解性ウイルス「テロメライシン」(開発コード・OBP-301)について、米国で実施中のメラノーマを対象とした臨床第2相(P2)試験を戦略的に終了させると発表した。

同社は「予想以上の競合が生じ、症例の組み入れが大幅に遅れている上、免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬が相次いで発売されたことで医療現場のニーズも充足されつつある」と説明。日本・台湾での開発は提携先の中外製薬が主導しており、オンコリスは今後、欧米での免疫チェックポイント阻害薬との併用試験に力を入れる。

 

塩野義、買収したカーブアウトベンチャー「ピオニエ」を吸収合併

塩野義製薬は8月2日、6月に買収したピオニエを10月1日付で吸収合併すると発表した。ピオニエは、大阪商業会議所による新薬開発支援事業の一環で設立されたカーブアウトベンチャー。合併後、両社の共同研究で見出された化合物の非臨床試験を進める。

 

楽天、「メディカル」への出資比率引き上げ

楽天は7月2日、楽天メディカルに1億ドルを追加出資し、出資比率を22.6%に引き上げたと発表した。今回の追加出資により、楽天メディカルは楽天の持分法適用会社となる。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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