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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年6月20日)

更新日

 

エーザイ「チーフデータオフィサー」「チーフデジタルオフィサー」を設置

エーザイは6月20日、データ戦略やデジタル戦略を担う「チーフデータオフィサー」「チーフデジタルオフィサー」を同日付で設置したと発表した。チーフデータオフィサーには塚原克平・筑波研究所長(執行役)が、チーフデジタルオフィサーには内藤景介・ディメンシアトータルインクルーシブエコシステム担当(同)が就任した。

 

富士製薬、ファイザーから抗てんかん薬「ガバペン」を10月に承継

富士製薬工業は6月20日、ファイザーの抗てんかん薬「ガバペン」(一般名・ガバペンチン)について、10月1日付で製造販売承認を承継し、販売を移管すると発表した。富士製薬は昨年策定した長期ビジョンで、小児を中心とした希少疾患領域に事業を広げていくとしており、今回の承継はその一環。

 

アイロムG 網膜色素変性向け遺伝子治療、医師主導治験で1例目投与

アイロムグループは6月20日、子会社のIDファーマが開発中の遺伝子治療薬「DVC1-0401」について、網膜色素変性を対象に九州大病院で行っている医師主導治験で1例目の投与が行われたと発表した。

同薬は、ヒトに病原性のないサルのレンチウイルスを使って開発したサル免疫不全ウイルスベクターに、神経細胞を保護する治療用遺伝子を搭載。ウイルスベクターはIDファーマと九大が共同開発した。網膜色素変性は、網膜の光を感じる細胞が失われていく遺伝性疾患で、指定難病に指定されている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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