NEC、欧米でネオアンチゲンワクチンの臨床試験開始へ
日本電気(NEC)は5月27日、ネオアンチゲンワクチンの臨床試験を欧米で開始すると発表した。今年4月に米FDA(食品医薬品局)から治験の許可を得ており、英国とフランスでも治験の実施を申請中。対象は頭頸部がんと卵巣がんで、パートナーであるフランスのバイオテクノロジー企業トランスジーンと共同で行う。
ネオアンチゲンの選定には、NCEがAIを活用して開発したネオアンチゲン予測システムを利用。NECはAI創薬に力を入れており、2025年に事業としての価値を3000億円まで高めることを目指すという。
MSD 女性管理職が25%に「25年までに40%以上」の新目標
MSDは5月27日、管理職に占める女性の割合が今年4月時点で25%に達したと発表した。同社は2014年の「ダイバーシティ&インクルージョン宣言」で「2020年までに女性管理職比率25%以上」を目標に掲げており、これを約2年前倒しで達成した。同社は新たに、25年までに女性管理職比率と女性社員比率(現在は26.9%)を40%以上とする目標を設定した。