ギリアド、抗HIV薬「ビクタルビ」を8日に発売
ギリアド・サイエンシズは4月3日、抗HIV薬「ビクタルビ」を8日に発売すると発表した。同薬は、新規のインテグラーゼ阻害薬ビクテグラビルと、核酸系逆転写酵素阻害薬エムトリシタビン、同テノホビルアラフェナミドの3剤を配合した1日1回投与製剤。薬価は1錠6972.30円で、3日に薬価収載された。
日本リリー 18年の売上高2630億円、前年比1.1%増
日本イーライリリーは4月3日、2018年の売上高は前年比1.1%増の2630億円だったと発表した。GLP-1受容体作動薬「トルリシティ」やSGLT-2阻害薬「ジャディアンス」などが好調だった。
同日、記者会見したパトリック・ジョンソン社長は「成功を収めた1年だった」と強調。自己免疫疾患領域の新製品「トルツ」「オルミエント」や、臨床第3相試験を行っている偏頭痛治療薬galcanezumabなどを挙げ、「日本事業の将来見通しは明るい」と述べた。
製薬協、MA・MSL活動の「基本的考え方」を公表
日本製薬工業協会は4月2日、メディカルアフェアーズ(MA)やメディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)の活動に関する「基本的な考え方」を公表した。それぞれの役割と業務を示し、活動は「自社医薬品の販売促進を目的としたものではない」と明記。営業活動からの独立性を確保するよう求めている。