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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年2月8日)

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ファイザー 高血圧症治療薬「アムバロ」76万錠を自主回収、発がん可能性物質含有

ファイザーは2月8日、高血圧症治療薬「アムバロ『ファイザー』」(一般名・バルサルタン/アムロジピンベジル)の自主回収(クラスⅠ)を開始したと発表した。海外で製造された原薬のバルサルタンに、発がん可能性のあるN-ニトロソジエチルアミンが規格(管理指標)以上含まれていることが判明したため。規格は下回ったもののN‐ニトロソジメチルアミンも混入していた。

回収の対象は、18年12月3日~19年1月23日に出荷された5ロット計76万3820錠。健康被害は報告されていない。

バルサルタンをめぐっては、中国で製造された原薬にN‐ニトロソジメチルアミンが混入していたとして、あすか製薬も昨年7月に自主回収を行っている。

 

大日本住友 ベンチャーのAikomiと医療機器の共同研究、認知症周辺症状向け

大日本住友製薬は2月8日、認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)を緩和させる医療機器の開発と事業性の検討に向け、デジタルヘルスベンチャーのAikomi(神奈川県藤沢市)と共同研究契約を結んだと発表した。

デジタル機器を通じて個人の症状に合った感覚刺激を提供するための機械学習機能の開発などを行う。期間は1年間で、共同研究終了後、共同開発に進むかどうか決める。

Aikomiは、デジタル機器を通じた感覚刺激によりBPSDを緩和させる技術を開発。大日本住友は、医薬品以外のヘルスケア領域を「フロンティア領域」と位置付け、新規事業の開拓を目指している。

 

日本ケミファ 腸管洗浄剤「ピコプレップ」を承継

日本ケミファは2月8日、フェリング・ファーマから経口腸管洗浄剤「ピコプレップ」の製造販売承認を2月12日に承継すると発表した。同日以降、ケミファが情報提供と販売を行う。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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